[2019.08.04] 餌場:ラズパイで実験(1)

餌場の周辺で実験してみました。

じつは、少し前にラズパイ(Raspberry Pi)を手に入れ、いろいろ遊んでいました。Raspberry Pi Zero W(WiFiとBluetoothつきのやつ)で、安いものでは1000円もしないで買えるようです。無線機能(WiFi)が必要だったので、「W」にしました。それでも1200円程度です。
https://www.raspberrypi.org/products/raspberry-pi-zero-w/

このように本体は安いのですが、専用カメラが高く、4500円もしました(泣)。

それに、専用ケースとmicro SDカード、電源(ACアダプター)なども加えると、結構な投資になってしまいました。

Raspberry PiにはいろいろなOSを入れられるようですが、今回はRaspbianを使いました。Debian系のLinuxです。じつは、私はUnix使用歴ン10年なので、Ubuntuと使用感がほぼ同じRaspbianが馴染みます。OSはラズパイの本家サイトからダウンロードしたファイルをそのままmicro SDカードに焼くだけです。

この手の機器は、しばらく触っていなかったのですが、いやあ、便利な世の中になったものですね。こんな手のひらサイズのオモチャでLinuxが動くのですから。(でも、遅~いので何をするにも辛抱が要ります)。

野鳥観察用には、監視カメラの機能を(ほぼ)そのまま使えばOKです。ただし、ずっと録画しておくわけにはいかないので、動きを検出したら記録するという仕掛けが必要です。

これをゼロから作るのは大変ですが、ラズパイならば、先人達が試した記事がネット上にあふれています。これらを参考にすれば良いので、簡単です。

野鳥用監視カメラとしては、
(A) RasPi Zero W + 専用カメラ
(B) RasPi Zero W + 人感センサー (HC-SR501) + WEBカメラ
の2つの構成を試してみました。RasPiは2つ買ってしまいました。へへへ。

人感センサーはAmazonで買いました。ラズパイとの接続は、双方のヘッダーピンの間をジャンパー線でつないで行います。まず、既成の20cmのジャンパー線を使って動作確認をし、そのあと、使い古しのPS/2マウスのケーブルを使って自作しました。10年ぶりのハンダ付けです。

突然、餌場に見慣れない機器が出現したわけなので、スズメ君をはじめとする小鳥たちが来てくれるか心配したのですが、杞憂に終わりました。

この時期に我が家に来るスズメ君たちは、とにかく食い意地が張っているようです。さすがに少しは用心していたようですが、何も害がない(動かない)ことが分かってくると、食欲のほうが優先するようです。

とはいえ、大繁盛、という訳でもなかったので、やはり、怖く感じた子は寄り付かなかったような気がします。

以下では、(A)の構成について、結果をレポートします。長くなったので、(B)については、別のページの記事で報告します。

[2019/08/04 07:38] [2019/08/04 07:43]
ピントの調節が甘かったようです。ピンぼけ写真ばかりでした。

能書きばかり長くて、肝心の写真が少なくて申し訳ないです。


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