ホントは先週のうちに片付けておかなければならない仕事があったのをすっかり忘れていました。てなわけで・・・
早朝に出勤して取り戻そうという魂胆です。いつものように駐車場に入ると、数羽の小鳥が、チョコチョコと動き回っています。この時期は、このシーズンに孵化した幼鳥が動き回るようになるところでもあります。場所が場所だけに(駐車場のまんまんなか)、ここにいるのは、ハクセキレイとだいたい相場は決まっています。でも、今日は何か違います。色が違うし、鳴き声も違います。
何じゃこれ?と思いながら近づきます。クルマに乗ったまま。降りると(=人間の姿が見えてしまうと)警戒されて逃げそうだったので、クルマに乗ったまま、そろそろと近づいていきます。
06:46 カバンの中からコンパクトデジカメを取り出します。しかし、まあ、チョコチョコと動き回っていて、いっこうに静止してくれません。
幼鳥の3羽と成鳥です。(色の濃いのが1羽います。たぶんそれが成鳥=親鳥でしょうね)。何をしているのか、サッパリ分かりません。餌になるものがあるのでしょうかね。成鳥は幼鳥に給餌する様子もなく、一緒になって遊んでいるようにすら見えます。「コチドリ 駐車場」で検索すると、砂利敷きの駐車場でコチドリが営巣しているとの報告はいくつかあるようです。 でもここは全面アスファルト舗装で、砂利も砂礫もありません。近隣にもありません。住宅地の空き地に営巣する例もあるようで、 野鳥の会のStrixにも「宅地造成地におけるコチドリの繁殖に関する観 察記録」(Strix, vo1.21, pp.219-224, 2003)との報告もありますが、 これも砂礫地のようです。この子たちはどこで生まれたのでしょうか、謎です。東側の住宅地を抜ければ(100mほどでしょ うか)、小川と農地が広がっていますが、その辺りから遊びに来たのでしょうか。
朝7時を過ぎると交代の警備員さんなどが出勤してきますし、早番の職員も出てきます。この調子ではクルマに轢かれないか心配になります。しかし、このままずっと見守っているわけにもいかず、職場に向かいました。
この2時間半くらいあと、9時過ぎになって一段落したので様子を見にいったところ、コチドリ一家はいませんでした。
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