落鳥が残っています
当地では、野生動物の死体は(車に轢かれたものも)役所に連絡すると引き取りに来てくれます(実際に来るのは業者かもしれません)。このため、少し大きめの落鳥は、役所に連絡しているようです。というのも、落鳥を確認してから数日内に(長くても2~3日)でなくなっていましたから。小鳥の場合はそこまでしないようです。
落鳥は、ものの本によると他の肉食の動物に持ち去られたりして「すぐに消える」ということでしたが、実際には少し違うようです。
8月の中旬に相次いで落鳥があったのですが、動物が持っていくわけでも、猛禽類が来るわけでも、カラスが食べるわけでもありませんでした。トビは死肉も食するそうなので、食べに来ても良さそうに思ったのですが、来ていません。人が(日中)普通に通る場所なので、そこまでの危険を冒すこともないでしょうし、なにより、近くに用水路や河川があるので、新鮮な魚には困っていないでしょうから、まあ、来る必然性もないわね。(トビくんが上空を旋回しているのは、何度も見てますよ)
解体の主役は蟻さんかな
ということで、小型落鳥の解体は、もっぱらアリさんの役のようです。先日の落鳥のあたりも、アリ塚のようになっていました。順調に解体が進んでいるようです。同じ種類と思われる(ムシクイ)の落鳥が複数
今日も、勤務先に向かいながら、同じ小径で落鳥を探しつつ歩いていたのですが(歩くのが主で落鳥が従なのか、判断に困ります)、ムシクイの落鳥が、じつは2つある(あった)ことに気がつきました。今ごろかよ。距離にして3メートルほどでしょうか、解体の度合いの違う落鳥が2つあります。どちらも、特徴的な羽根をしています。写真は撮りませんでした(ブログに載せるにはあまりにグロいですからね)。
隠れた「渡り」の経路なのでしょうか
先の記事にも追記したように、「渡り」の途中で事故に遭ったのではないか、ということでした。ということは、この場所は、ムシクイさんたちの渡りの通りみちにあたる、という事なのでしょうかね。それとも、何かの影響で(工事をしているとか)、いつもの安全な通り道が使えずに回り道をしたら、事故ってしまった、ということなのでしょうか。
追記:やっぱりそうみたいです
バードリサーチの観察記録(http://blog.bird-research.jp/article/186465973.html)によると、ということです。8月24日の記録ですから、当ブログで落鳥を発見したのと、ほぼ同じ時期です。予想通りということは、よく知られているわけですね(知らんかった)。今朝は久しぶりにエナガの群れが記録されました。6月1日以来です。センダイムシクイが1羽混じっていました。山から下りてきたのでしょう。予想通りの記録です。
渡りというキーワードから、ツバメのように一気に数百キロも飛ぶような気がしていたのですが、そうでもなかったわけですね。引っ越しを繰り返しながら、生活圏を少しずつ移動していくようなイメージでしょうか。種類によっていろいろなのでしょうね。
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